星井歯科医院ブログ/歯医者のひとりごと

札幌市東区の星井歯科医院のブログです

イスのお話

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今回はイスのお話です。

写真は診療室で使っているイス。

みなさんも良く目にすることがありますよね。

車輪がついていて座ったまま動けます。

背もたれがついてますが比較的コンパクトです。

私たちは治療の際に、座ったまま少しずつ動いて位置をずらしていることにお気づきでしょうか?

口の中を見る際には、口の中の右、左、上、下と見る場所によって角度を変えるため、結構動いています。

1本の歯を削る時も、外側を削る時と内側を削る時で見る位置を変えているんです。

口腔内はとても狭いので、いろいろな方向から見ながら治療をするのです。 

 

治療を受けているときはなかなか余裕がないと思いますが、歯科医師や歯科衛生士の動きに注目してみてください。

ソーシャル・ディスタンス

 

先日、担当校の歯科検診に行ってきました。

例年歯科検診は4月に行うのですが、新型コロナウィルスの感染拡大で延期になっていました。

未だ感染の終息がみられない中で行われた検診でした。

私たちもフェイスガードを装着、グローブの取り換えを頻繁に行い、検診時は口や顔に触れないように注意しました。

子どもたちは検診直前までマスクをしてもらい、待っている間は密にならないようしっかりと「ソーシャル・ディスタンス」を守って静かに順番を待ってくれました。

運動会などの行事が延期、中止、縮小など日常の学校生活が失われている毎日ですが、子どもたちがしっかりと現状を受け入れてルールを守っている姿を見て、1日でも早くいつものような不自由のない学校生活が送れる日が来ることを願わずにはいられませんでした。

無事に時間通り検診を終えることができ私たちもホッとしました。

子どもたち、先生方に感謝いたします。

ありがとうございました!

 

(以下、学校のHPより)

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8月に入りました!

早いものでもう8月です!


今年の夏、ここまでは「暑!!!!」っていう日はあまりなかったと思いませんか?
確かに日差しが強い日はあったし、ジリジリすることもあったけど、強烈な暑さ、寝苦しい暑さの夜、というのはなかったような気がします。
ですから例年より過ごしやすかったのでは?
でも、曇りの日が多かったですね。
本州、四国、九州では雨の被害も甚大だったし、今もご苦労されている方もたくさんおられるので、こうしてさわやかな夏を過ごせている私たち道民は恵まれているのかもしれません。
でも天気予報を見ると、来週くらいから道内も少しずつ暑くなりそうな気配が・・・
新型コロナの感染の心配もまだまだ解決できていない中、夏を楽しむ余裕なんてないのですが、元気に夏を乗り切りたいですね。

さよならMさん!

10年ほど前、札幌に移り住んでいたMさんが、来週生まれ故郷の三重県の伊勢にお帰りになることになりました。

何本か歯の治療をしましたがここ数年は虫歯はほとんどなく、でも半年に1回の検診にはキッチリ通っていただきました。

夏の時期に私が「暑いですね」というと、「こんなの、暑さのうちに入らんわ!」とニヤッと笑うMさん。

私は伊勢に行ったことがないので、一度伊勢神宮に行ってみたいと話をすると、「ん?まだお伊勢さんに行ってないんか?じゃあ、行っとかんとな」とMさん。

「寂しくなるね。また札幌にも来てくださいよ。」と私が言えば、「もう一生、北海道来ることないわ!」と笑い飛ばすMさん。

そんなこと言わないでまた札幌に来てくださいよ。

向こうでも歯の検診続けてくださいね。

どうぞ、お元気で!!

8032!!

本日、受診された患者さんです。

80才男性、口腔内の歯の本数はなんと32本!

永久歯は基本は計28本、上下左右の通称「おやしらず」があればプラス4本で計32本・・・

つまりこの方、80才にして「おやしらず」を含むすべての歯が残っているわけですね。

さらに素晴らしいのは、治療してある歯が1本だけであるということです。

私が歯科医師になった頃、80才で20本以上歯が残っているのは20%足らずでした。

しかし、数年前に50%を超え、現在は60%近くになってきているものと思われます。

こうした患者さんに接していて思うのは、まず皆さん、健康で元気な方が多いことですね。

やはり、食事で何でも食べることができる、好きなものをおいしく食べることができるのは幸せなことですよね。

新発見

先週から開幕したプロ野球

無観客の中で行われている試合はどこか寂しげで盛り上がらない・・・

と、最初うちは思っていたのですが。

今は「音」に注目しています。

例えば打った時の音。長打の時には乾いた高音、凡打の時は鈍い低音。

ピッチャーの投げた球をキャッチャーが受ける「バスン!!」という迫力ある音。

ベンチからの選手の声や、選手が全力疾走しているときのスパイクの音など、今までのテレビや球場で応援しているときには聞くことができなかった音が興味深いです。

もちろん、いままでのように選手とファンが一体となって楽しめるのが理想ですが、しばらくはこうした別の楽しみ方をするのもいいな、と思いました。