空間除菌機を導入しました
新年が明けて、あっという間に1月もあと1週間になりました。
例年思うことですが、1月と2月はあっという間に終わってしまう・・・
1月は前半は休みが多いし、2月は他の月よりも数日少ないこともあるのですが、なんとなく自分が歳をとってきたから余計にそう思うのかもしれません(涙)。
さて、今月に入って、表題の通り空間除菌機を診療室に設置しました。
パナソニック社製の次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」です。
空気を循環させて、空気中の菌やウィルスを吸引して抑制、また診療台やイス、ドアノブ等室内に付着した菌やウィルスにも抑制効果を発揮するものです。
当院では診療中はもちろん、診療後も稼働して室内の清潔除菌を行なっております。
ただ、ウイルスへの効果の中で、今回の新型コロナウィルス( COVID-19)への明確な抑制効果があるかについては明確なエビデンスが示されているわけではありません。
ですが、少しでも患者さんに安心して治療を受けていただくために、また私を含めスタッフが安心して治療を行えるようにと考え導入いたしました。
また、先日近畿大学で以下のような研究発表がありました。
医療従事者と新型コロナウィルス患者が60cmの至近距離で接する際の感染リスクについて約10万回のシュミレーションしたところ、医療従事者が不織布マスクをつけた場合は患者から感染するリスクが36〜37%に低下、さらにフェイスシールドを併用した場合は0.1%未満にまで低下するとのことです。
私たちが感染しないことが患者さんに感染を拡大しないことになります。
当院では治療の際には必ずフェイスシールドも併用しています。
また受付にはパーテーションも整えています。
これからも感染予防でできることはしっかりと行なっていこうと思います。
来年へ
本年の診療は28日で終了いたしました。
昨年の今頃、日本が、世界がこのような状況になっているなんて誰も予想していなかったでしょう。
この星の全ての人たちが見えない恐怖に怯え、我慢を強いられた一年でした。
歯科医療に携わる私たちも感染予防対策に明け暮れた1年でした。
自分を守るため、家族を守るため、スタッフを守るためどうすればいいのか?
一方で、受診される患者さんに安心して治療を受けていただくため、そして当院に受診された皆さんに感染拡大が起きないよう守るためにはどうすれば良いのか?
この1年を振り返ると、ずっと考え続けていたような気がします。
まだしばらくは今の生活を続けなければならないでしょう。
いつまで我慢しなけらばならないの?
いつになったら元の生活に戻れるの?
安心して出かけたり離れた家族や友人・知人に会えるようになるのは何時?
みんなと笑いながら楽しくご飯を食べたりお酒を飲めるようになるには何時?
・・・答えはまだ誰にもわからないのかもしれません。
でも、この感染症に立ち向かい、懸命に答えを出そうと頑張っている人が世界にはたくさんいます。
感染リスクに怯えながらも目の前の命を救うために献身的に頑張ってくれている人たちがいます。
私たち一人一人が今できることを頑張って、感染予防の努力を続けることがことが大きな力となってきっと彼らの負担を減らし、答えを導き出す助けになるはずです。
もうすぐ2021年がやってきます。
この年が私たちにとって戦いの年になることは避けられませんが、来年の今頃、少しでも元の生活に戻れるように、「私たち、頑張ったよね!」とみんなで笑顔で話せる日が来るように、これからも頑張りましょう!
最後に、スタッフの歯科衛生士・歯科助手のみんな、歯科技工士さん、器材メーカーや歯科材料店その他当院を支えてくれた担当者さん、校医を担当している小学校の先生方、この1年本当にありがとうございました
心から感謝いたします。
来年は1月5日(火)から診療を行います。
来年もよろしくお願いいたします。
12月です
12月になりました。
あっという間のこの1年、新型コロナウィルス感染拡大に翻弄された1年でした。
来年は感染拡大が収束して、普段通りの生活ができるようになるといいですね。
さて、12月・・・
毎年のことなのですが、この時期いわゆる「駆け込み」で来院される患者さんが多くなります。
お正月までに治せないか?と言う相談が多いんですね。
もちろんむし歯の状態が軽度のものであればすぐに終了できることもありますが、大きな虫歯の治療は時間がかかることも多いです。
あと、入れ歯を作るとなると、入れ歯の大きさにもよりますが、完成まで1週間から2週間位かかります。
また、その後に調整が必要になりますので、今月中旬までに始めないと間に合いません。
年末年始は1週間ほど休診いたしますので、受診をご希望の方はお早めにご来院ください。
来年の春には
先日、校医を担当している小学校で就学時検診を行いました。
来年の春に入学する新1年生の歯の検診です。
先日の在校生の歯科検診に続いて、コロナ禍でソーシャルディスタンスをとりながら、徹底的に感染予防を行いながらの検診となりました。
父兄の方々にもご協力いただき、無事終了しました。
来年の春、ピカピカの1年生が笑顔で入学式を迎えることができるように、みんなでこの冬を乗り越えましょう!
ちょっと寒いですが
こんにちは。
新型コロナウィルスの感染拡大がまた広がってきていますね。
当院でも出来る限りの感染対策を続けていますが・・・
ここ最近、スタッフと頭を悩ませていることがあります。
そう、「換気」です。
これは皆さんも家庭や職場などで少なからず悩みの種になっているのではないでしょうか?
言うまでもなくこの季節、窓を開けておくと「寒い」ですよね。
これからの数ヶ月間、診療室の換気をどのように行うか?
「換気」で「寒気」なんて・・・
言ってる場合ではありません。
報道等によると1時間に2回くらい数分窓を開けるなどの換気をすることが望ましいとか。
そこで当院でも、待合室から診療室への換気をしっかり行っています。
また、診療室からは見えませんが奥の準備室や技工室には換気扇があるので、診療中はずっとつけっぱなしにしています。
受診される皆様には少し寒く感じる時間もあるかもしれませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
レインボー
今日、外出して帰る時に虹が出ていました!
何となく当院の建物から虹が出ているみたいでしょ?
この後、家についた数十秒後には虹は消えていました。
ちょっと得したような、幸せなひと時でした。
イスのお話
今回はイスのお話です。
写真は診療室で使っているイス。
みなさんも良く目にすることがありますよね。
車輪がついていて座ったまま動けます。
背もたれがついてますが比較的コンパクトです。
私たちは治療の際に、座ったまま少しずつ動いて位置をずらしていることにお気づきでしょうか?
口の中を見る際には、口の中の右、左、上、下と見る場所によって角度を変えるため、結構動いています。
1本の歯を削る時も、外側を削る時と内側を削る時で見る位置を変えているんです。
口腔内はとても狭いので、いろいろな方向から見ながら治療をするのです。
治療を受けているときはなかなか余裕がないと思いますが、歯科医師や歯科衛生士の動きに注目してみてください。