本日、受診された患者さんです。
80才男性、口腔内の歯の本数はなんと32本!
永久歯は基本は計28本、上下左右の通称「おやしらず」があればプラス4本で計32本・・・
つまりこの方、80才にして「おやしらず」を含むすべての歯が残っているわけですね。
さらに素晴らしいのは、治療してある歯が1本だけであるということです。
私が歯科医師になった頃、80才で20本以上歯が残っているのは20%足らずでした。
しかし、数年前に50%を超え、現在は60%近くになってきているものと思われます。
こうした患者さんに接していて思うのは、まず皆さん、健康で元気な方が多いことですね。
やはり、食事で何でも食べることができる、好きなものをおいしく食べることができるのは幸せなことですよね。